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新興企業向け3市場、年初来高値を更新--ネット株以外にも資金が循環

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 新興企業向け市場の上昇が止まらない。東証マザーズ指数と大証ヘラクレス指数が、ともに年初来の高値を連日で更新しており、6月1日には日経ジャスダック平均も1月7日に付けた年初来高値を更新してきた。連続高記録も更新中で、大証ヘラクレス指数は6月1日まで10日連続で上昇。これで2007年9月末の9日連続高を抜いて、2005年の6月に記録した11日連続高以来、実に4年ぶりの記録となった。東証マザーズ指数も2007年9月の10連続高に迫る8日連続高となっている。新興市場に何が起きているのか。

 新興3市場は売買代金も膨らんでおり、2008年10月以来の水準まで回復してきている。5月中旬の決算発表が一巡し、物色傾向が大型株から小型株に移っている。また、読みにくい外部環境を避ける形で、輸出株から内需株への資金シフトが起きているとの指摘もある。ネット株やソフト株の多い新興市場は、資金の受け皿となっているようだ。

 激しい株価の動きを好む目先的な資金は、新型インフルエンザの流行にともないマスクや除菌製品を手掛ける関連銘柄を一気に買い進んだが、買い一巡後に値動きを求めて新興市場に流入している。先駆したのはネット株で、その後にバイオベンチャー株やメーカー系銘柄が相次いで人気化。短期資金がインフルエンザ関連株からネット株、バイオ株、メーカー系銘柄と、上手く循環している格好だ。

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