サンフランシスコ発--Googleは米国時間5月27日、「Android 2.0」で可能になる事項の一部を同社カンファレンスGoogle I/Oで発表した。
GoogleのVic Gundotra氏は、ロックされていないAndroid端末をGoogle I/O参加者に無償配布すると発表し、大きな喝采を浴びた。その陰に隠れてしまったが、Android 2.0(開発コード名「Donut」)に採用されるAPIについても発表された。
例えば、Androidアプリケーションの開発に検索APIが使えるようなる。これにより、ウェブとデバイスを検索してコンテンツやアプリケーションを探せるようになり、アプリケーションの起動も検索結果から可能になる。これは、Appleが「iPhone 3.0」の検索機能で計画していることと一部似たところがある。また、Googleは、Android 2.0において、楽曲リストにある曲の頭出しをタイトルの最初の文字を入力するだけで可能にすることも試みている。
別のAPIでは、アプリケーションの開発にテキストの音声変換エンジンの利用が可能となるため、入力された文を翻訳し、電話のスピーカーで再生することができるようにもなる。
さらに、GoogleはAndroid Developer Challengeの第2ラウンドを発表した。Androidユーザは今回、アプリケーションに投票する機会が与えられており、投票は評価全体の45%を占める。Googleが選出した審査員の投票は評価全体の55%を占める。審査は11月の終了を予定している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」