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初期費用0円でEC参入--ロココとキノトロープスリーイントがレベニューシェア型サイト構築事業で協業

ZDNet Japan Staff2009年05月25日 11時59分
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 ロココとキノトロープスリーイントは5月25日、レベニューシェア型のECサイト構築事業で協業を開始すると発表した。

 レベニューシェアモデルとは、いわゆる「成功報酬型」の取引形態。通常、クライアント企業がECサイト構築の発注を行う場合、構築費用のみへの投資で取引が完了するが、その後、クライアントには、運用管理費用をはじめとする維持コストが発生するほか、継続的なサイトの品質向上にも自社で取り組んでいく必要がある。

 今回の協業によるECサイト構築事業においては、サイトでの実際の売上に応じて、費用の請求が行われることになる。ECサイト構築プロジェクトのスタートから、実際の売上発生までには、請求が発生しない仕組みだ。目安としては、調査、ヒアリングから実際の構築作業、運用テストなどを経て、ECサイトのオープンまでは約3カ月間。その後、売上が発生すれば、毎月のECサイトの売上額から、事前に決めた割合の代金を両社に支払う形式になる。

 今回の協業では、ロココのウェブサイト運用保守ノウハウと、キノトロープスリーイントが持つユーザー視点のシステム設計、開発をセットにして提供。ウェブサイト構築から運用、保守に加えて、ECサイトでの売上向上を目指したコンサルティングを含めて対応できる点が強みになるという。

 また、レベニューシェアモデルにより、クライアント企業とロココ、キノトロープスリーイントが互いにリスクを負うことで、これまで、イニシャルコストの高さや費用対効果が見えないといった問題からEC市場への参入を躊躇していたクライアントにとっても、その敷居を大きく下げるものとしている。

 実際にこのレベニューシェアモデルでサイト構築を行った実績としては、MINT JULIPが展開する女性向けアパレルブランド「アッシュ&ダイヤモンド」のECサイトがある。

 ロココ、営業本部本部長の太田陽久氏は、実店舗で人気を博しているアパレルブランドの中には、まだ、費用対効果が見えないといった理由から、ECサイトへの展開に踏みきれていないところも多いという。今回のレベニューシェアモデルによるサイト構築運用サービスを端緒に、サイト利用者の動向分析を地方への出店計画へつなげるといったシナジー効果が得られるほか、将来的には、ECサイトと店舗向け販売システムの連携による売上向上支援ビジネスなども視野に入れるとする。

 ロココとキノトロープスリーイントでは、このレベニューシェアモデルによるECサイト構築事業での協業で、年間10億円の売上を目指すとしている。

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