「マンガの世界は、そもそも3D空間では表現することができません」とサイバーノイズ代表取締役の中城哲也氏はこのようにコメントする。
「たとえばドラえもんに登場する『スネ夫』の髪型などは、正確に3Dモデルを作成しようと思っても、作品として無理な形状になってしまいます。マンガやアニメ表現は、それに適したアニメーション手法が求められいるのです」。
今回発売するLive2Dは、モデルを作成する高性能ベクターエディタ「Live2D Modeler」とアニメーションを作成する「Live2D Animator」とで構成。アニメーション時に見劣りしないような微妙な書き込みができるのが特徴。オブジェクトを多数のパラメータと連動して変化させることで、立体的な表現を映像にできるという。
作成アニメはQuickTime形式の動画やGIFおよびPNG形式の画像として保存できる。対応OSは、Windows/Mac OS X。6月1日から以下の価格で販売を開始する。
サイバーノイズは今後、作成した映像をYouTubeにアップロードする機能や、海外版の展開を検討しつつ、年間で1000本の販売を目標としている。
「Live2D」価格
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