テキサス州タイラーの連邦陪審は米国時間5月20日、特許侵害訴訟でMicrosoftに対して2億ドルの支払いを命じた。
陪審は、「Word 2003」および「Word 2007」に使用されている独自のXMLタギング機能がトロントに拠点を置く企業i4iの特許を侵害していると判断した。
Microsoft関係者によると、同社は今回の評決に「失望」しており、この結果の破棄を求める予定だという。
Microsoftの広報担当であるDavid Bowermaster氏は声明で、「われわれは、自分たちが(特許権を)侵害しておらず、i4iの特許が無効であることは証拠が明確に示していると考えている」と述べ、「われわれは、この賠償金の裁定は法的にも現実的にも根拠のないものだと考えている。そのため、裁判所にこの評決の破棄を求める予定だ」と語った。
Microsoftは4月にも、Unilocによる別の特許侵害訴訟で3億8800万ドルの支払いを命じる評決を受けている。同社は、この命令に対して控訴すると述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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