国内中小企業IT市場が大幅に縮少、回復は2011年以降に--IDC Japan予測

 IDC Japanの調査によると、2009年の国内中堅中小企業IT市場の規模は前年比5.3%減の3兆6153億円と、大幅に縮小する見込みだという。市場が回復するのは2011年以降とみている。

 2008年後半からの世界的な景気減速によって、国内の多くの中堅中小企業で業績が急激に悪化したため、IT投資は大幅に減速している。2008年の同市場規模は前年比0.3%減の3兆8192億円となった。2009年以降も市場は縮小する見通しだ。

 2009年の市場を製品別にみると、ハードウェア市場は前年比16.4%減の1兆421億円、ソフトウェア市場も同2.0%減の8610億円となる見込み。一方で、ITサービス市場は同1.1%増の1兆7122億円と予測している。

 産業分野別では、特に金融分野が前年比6.6%減、製造分野が同8.5%減と大幅に減少する見通し。ただし医療分野では、2012年4月から原則義務化されるレセプトのオンライン化対応と、それに伴う医療情報ネットワークの構築などによって、2009年も堅調なIT投資が見込まれる。

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