5月7日、モバイル向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)が大幅安に売られた。同社は5月1日の取引終了後に決算を発表したが、会社側が示した2010年3月期の業績に失望感が広がっている。
DeNAが示した今期の業績計画は、売上高が前期比14.3%増の430億円、経常利益は同0.6%増の162億円。ディー・エヌ・エーは2009年3月期の業績計画についても、2008年10月に下方修正を行っており、株式市場では業績成長力への不安が高まっていた。しかし、競合であるグリーの好業績なども背景に、課金収入の復調、2009年3月期を踊り場とした再成長路線への回帰、という楽観的な見通しが強まっていた。ネット株を軸とした小型株市場の上昇もあってディー・エヌ・エー株はジリジリと戻り歩調を続けていた。
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