GEの技術開発を担うGEグローバル・リサーチは4月28日、次世代光ディスク「マイクロホログラフィック・ストレージ・ディスク」で、500Gバイトのデータ保存ができることを実証したと発表した。
マイクロホログラフィック・ストレージ・ディスクは、DVDと同サイズの次世代光ディスク。DVDやBlu-ray Discがディスクの表面のみを利用して情報を保存しているのに対し、ディスク全体に3次元パターンでデータを書き込み、読み取らせるという。
今回の技術開発では、直径約1ミクロン、反射率が1%に近づいたマイクロホログラフィック・マークの記録に成功したとのこと。小型化したマークは、DVDやBlu-ray Discの光学技術を用いて、CDディスクサイズで500Gバイト超の記憶容量を実現するのに十分な反射率を持つことになるという。
GEでは、マイクロホログラフィック・ストレージ・ディスクは現在の光ディスク技術と極めて類似しており、CD、DVD、Blu-ray Discとの再生互換に対応するとしている。
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