資格・習い事に関する意識調査。2回目は受講者の経験談や満足度について20代から40代のネットユーザー男女357名に調査を実施、回答を集計した。
大人になってから習い事やスクール・講座受講をしたことが「ある」のは、「今している(11.2%)」と「今はしていないが過去にある(29.7%)」を合わせた40.9%。女性と40代では半数を超えていた。
受講講座数は「1つ(42.5%)」「2つ(30.8%)」が多数を占めたが、「5つ以上」経験している人も11.6%存在。「5つ以上」としたのは意外と受講経験率が少ない男性(19.0%)に多かった。
受講形態は「スクール」が75.3%で最多、「通信教育(26.7%)」が2位につけた。「スクール」は女性、「通信教育」は男性と40代の数値が高く、「eラーニング(インターネット)」受講経験者は8名中7名が男性だった。
受講の感想は経験者の71.9%が習って良かったと思うものが「ある」と回答。高い年代ほど満足度は高く、40代では76.6%にのぼった。その習い事を自由回答形式で挙げてもらうと、「英会話」「茶道」「フラワーアレンジメント」「料理」「楽器」と多様な講座名が見受けられた。
講座を通して資格を取得したことが「ある」のは32.9%。仕事関係では「簿記」「ファイナンシャルプランナー」「医療事務」など、趣味では「パッチワーク講師」「エレクトーン」「アマチュア無線」などが挙がった(自由回答)。
受講して良かったと思う講座が「ある」のは71.9%。年代が上がるほど満足度は高かった。良かったと思う理由は「内容が楽しかったから(53.3%)」が1位。受講目的の1位が「趣味」であることからも、楽しいと感じることは満足度の重要なポイントになるようだ。
また、受講目的で「交友関係を広げるため」を選択したのは7.5%のみだったが、良かったと思った理由では「新しい人脈ができたから」が22.9%。はじめる前は想定していなかったが、実際に受講して気がついた利点なのかもしれない。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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