これまでモルフォは通信キャリアなどとライセンスを結び、携帯電話端末へ手ぶれ補正をはじめとした画像処理技術を提供することが多かった。モルフォ代表取締役社長の平賀督基氏は「我々の強みは技術をスクラッチから起こしていること。携帯電話や組み込みだけでなく、黒物家電やサーバサイドでも利用できる」としており、今後は幅広い分野での技術提供を目指す。
一方のフォトハイウェイジャパンは2000年からPC向けの画像共有サービスを提供し、2001年からは携帯電話向けにもサービスを展開している画像共有サービスの古参企業。今回の新サービス導入について同社代表取締役社長の祖山博史氏は、「2005〜6年頃からメニューの着せかえを作るニーズが高まってきたが、これまではユーザーが自分のためにメニューを作成していた。これを友人同士など『みんなで使うアイテム』として提供することで、ユーザー数の増加につなげたい。そう考えた際、顔写真を加工できることは有効と考えた」としている。また、モルフォが持つ顔検出以外の画像処理技術についても、今後導入を検討中だとしている。
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