日本通信は4月21日、NTTドコモから音声通話に関する卸役務を受けることで合意したと発表した。ドコモの回線を利用してモバイルサービスを展開したいMVNO(仮想移動体通信事業者)向けに音声通話機能を提供する。
日本通信はドコモのFOMA網を使ったデータ通信サービスなどを提供しているMVNO。自社で通信サービスを提供しているほか、MVNO事業に参入したい企業の支援もしている。データ通信だけでなく、音声通話機能もオプションとして提供したいという要望が寄せられたことから、音声通話の卸もすることにしたという。「オプションとしての音声通話サービスを、主にMVNOに提供することで当社のサービスの幅を広げ、パートナーとなるMVNOの支援を強化する」(日本通信)と説明している。
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