富士通は4月14日、企業向けデスクトップPC「FMV-ESPRIMO」およびノートPC「FMV-LIFEBOOK」のラインアップを一新し、全7シリーズ31機種を発表した。同日から順次販売を開始する。価格は、FMV-ESPRIMOコンパクトモデル「FMV-D5180」(5月下旬発売予定)の最小構成が10万4000円から、FMV-LIFEBOOK A4ワイドスタンダードモデル「FMV-A8280」(5月中旬発売予定)の最小構成が13万1000円からとなる。
新モデルでは省電力性を追求し、国際エネルギースタープログラムの現行基準に加え、7月1日に発効される新基準にも対応する予定とのこと。
特にFMV-ESPRIMOでは、待機時の消費電力をゼロにするメインスイッチを全機種に標準搭載。 FMV-D5180では、業界最高水準となる約24Wの低消費電力を実現するとともに、液晶ディスプレイ「VL-177SEL」単体においても低消費電力化をし、同社従来機比で約30%の削減を実現したという。
17型液晶一体型の「FMV-K5280」は、液晶パネルに低消費電力パネルを採用したことに加え、省電力CPUを搭載。分離型のデスクトップパソコンに比べ、消費電力を約47%削減したとのこと。
さらにFMV-D5280の「24時間モデル」は、ハードディスク(HDD)や電源、ファンなどに長寿命部品を採用することで24時間の連続稼働を実現し、5年間の保守にも対応する。また、医療機器電波規格や情報技術機器の安全規格および電波規格を取得した「改正薬事法対応モデル」も提供するという。
FMV-LIFEBOOKは、15.4型ワイド液晶搭載のA4ワイドハイスペック「FMV-E8280」とFMV-A8280、14.1/13.3型ワイド画面スリムモバイル「FMV-S8380」のCore 2 Duo搭載機種および、12.1型ワイドリアルモバイル「FMV-R8280」と、4サイズからモバイルまで多彩なラインアップを用意した。FMV-A8280では、15.6型と15.4型ワイド液晶から選択が可能だ。
さらに、FMV-S8380とFMV-R8280には衝撃に加え落下時でもHDDの損傷を軽減するHDDプロテクション(3D加速度センサー)を搭載させたとのこと。FMV-S8380は、稼働時間を同社従来機比で約1.3倍向上させたという。
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