各端末の大きな違いはメールソフトだ。通信事業者が用意したメールソフトがプリインストールされているが、HT-01AだけはNTTドコモのiモードメールに対応したメールソフトは用意されていない。基本的に、PCと同等のメールサービスをOutlookやHotmailなどを使って利用することになる。
もし、iモードメールを使いたいなら、PCやスマートフォンでiモードメールを取り扱うための「iモード.net」(月額210円)を契約すればiモードメールの送受信は可能だ。
ただし、iモード.netはすでにiモード対応機種を利用している人向けのサービスで、スマートフォン以外にiモード対応携帯電話が別途必要になる。
通常iモードメールは携帯電話で送受信するが、iモード.netを契約すると、ブラウザでiモード.netにアクセスすることでメールをPCやスマートフォンでも見られるようになる。
S21HTは、EMnetメールとOutlookの2種類を用意。EMnetメールなら“@emnet.ne.jp”アカウントを使って、携帯電話やパソコンとのメールのやりとりが可能。デコレーションメールにも対応している。X04HTには、S!メール(MMS)がプリインストールされ、デコレメール、ムービー写メール、写メール、新絵文字が送受信できる。
メールソフトで重要なのは文字入力だ。Windows Mobileは、ソフトウェアキーボードを標準装備している。フルキーボードがついていなくても、ソフトウェアキーボードでローマ字入力などにより日本語を入力できる。
今回テストした3機種は10キータイプのソフトウェアキーボードも追加されていた。これにより、従来の携帯電話のように日本語を入力できるのだ。たとえば、“と”を入力したいなら“4”を5回押すといった具合だ。ローマ字入力ではひとつひとつのキーは小さいが、10キーなら指でも操作可能。予測変換もあるので、入力がラクになる。
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