HDEは4月10日、第三者によるメールの盗聴や改ざん、なりすましを防止するゲートウェイ型メールセキュリティソフトの最新版「HDE Secure Mail 3.5 for S/MIME」の販売を開始した。
企業が送信するメールを1通ごとにサーバ側で自動的に暗号化し、通信経路上での盗聴を防止する。電子署名を付加する機能により、メールの改ざんやなりすましも防ぐ。価格は10アドレスで210万円から。
暗号化アルゴリズムとして、現在、標準化されている方式の中では最も強度が高いとされている「AES」を追加。鍵長は最長の256ビットを実装し、セキュリティレベルの高いメールクライアントでも使用可能となっている。なお、暗号化アルゴリズムは、AES-256、3DES、RC2-40から選べる。
特定の送信者からのメールに電子署名を付加でき、携帯電話やウェブメールなど電子署名に対応していないメールアドレスには電子署名を付加しないことも可能だ。ゲートウェイ型ソフトウェアのため、各クライアントPCでの鍵管理が不要になり、運用負荷も軽減できるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス