インターネットイニシアティブ(IIJ)とスキルアップジャパンは4月9日、著作権保護機能を実装したFlash Videoストリーミング配信の実証実験を開始した。9月までの期間中、実験に参加するコンテンツ事業者を募集する。
今回の実証実験では、実験に参加するコンテンツ事業者に対し、「Adobe Flash Media Rights Management Server」(FMRMS)による著作権保護機能を実装したIIJの配信プラットフォームを無償で開放するとともに、スキルアップジャパンがAdobe AIRとFMRMSを利用した著作権保護機能付きのデスクトップ動画プレーヤーを提供する。
Flash Videoコンテンツを不正使用から保護し、安全に流通させる仕組みを提供することにより、コンテンツ事業者はデジタル著作権管理(DRM)技術に対応したビデオフォーマットとしてFlash Videoが利用できるようになるという。両社は今回の実証実験を通じて著作権保護機能の有効性や課題を検証し、自社サービスへの導入を検討するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス