BumpTopは約3年前、新しいデスクトップユーザーインターフェースのビデオデモを公開したことで、YouTubeビューアーの間で話題となった。1年後、制作者のAnand Agarawala氏はTEDカンファレンスに呼ばれ、プレゼンをした。そして今、BumpTopソフトウェアが公開された。
BumpTopは、コンピュータのデスクトップの管理をより容易にし、現実世界の机の上(つまりはデスクトップ)のイメージにより近い表現を実現する。フォルダ(そしてアイコン)はランダムに配置でき、重要度を示す大きさに応じて重さを持つ。アイテムは、利用頻度が高いと大きくなるが、大きさは手動でも変更できる。アイテムの配置としては、グループごとに積み重ねる、本のページのように表示する、好きな方向に広げる、そして、縦横にそろえて並べる、ということができる。
BumpTopでは、アイテムを選択する場合、その周囲に円を描いて選択する。アイコンの自由な移動、サイズ変更、回転なども可能。現実世界のようにアイテムを散らかしておくことができるため、整理整頓されていないように見えるかもしれないが、角度や大きさなどの外観上の助けにより、アイテムは見つけやすくなっているはずだ。
オプションの表示には円形の「パイメニュー」を使用する。また、デスクトップの壁面も利用可能になっており、アイテムを留めることができる。このUIコンセプトは、リマインダーや写真用アプリケーションに適している。たとえば、壁に留めたFacebookアプリケーションに写真を入れ、自分のアカウントで公開することができる。電子メールアイコンやTwitter/Twitpicアイコンなどもある。
基本版は無償でダウンロードが可能。プロ版は29ドルで追加の機能が備わっている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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