G DATA Softwareは4月1日、新生活を迎えるこの4月にスパムメールを送られたり、ウイルスを仕掛けられたりする脅威の可能性があるとして、警戒するよう注意を呼びかけた。
サイバー犯罪者たちは、クリスマスやバレンタインデーなど世界共通のイベントに狙いを定めて攻撃をする傾向があった。4月1日のエイプリルフールも同様であるが、日本の場合は新入社員の入社式が一斉に行われる日でもあり、また2年ほど前から日本が次第に攻撃の標的になりつつあることから、4月上旬のメールやサイトの利用に注意が必要であるとしている。
G DATAでは、新生活を迎えるにあたってPCを安全に利用するため、以下の7つの方法を紹介している。
- データのバックアップを必ずしておく。特に重要なデータは暗号化しておく
- ウイルス被害は自分だけではなく、会社や学校、バイト先にも影響を与えるため、この機会にPC全体にウイルススキャンを実行する
- USBメモリや外付HDDからのウイルス感染が増えているため、これらも忘れずにスキャンする
- 無線LANを使用する際は、暗号化して使用する。WEPではなくWPAを推奨する。また、パスワードのかかっていないものを勝手に使用しない
- 新生活はメールを利用する機会が増えるが、添付ファイルやリンク先にウイルスが仕掛けられているような巧妙なスパムメールがあるため注意する
- ネット通販、オンラインバンキングを使用する際には、詐欺サイトに注意する。個人情報やクレジットカードの情報を入力する時は、念のためにURLや表示内容の確認をすべき
- ファイアウォールやHTTPスキャンを利用できるセキュリティソフトを使用する