松浦勝人氏は発表の挨拶で、2年前のゴールデンウィークを振り返り、「本格的な映画製作に乗り出した作品『蒼き狼』で大失敗し、副社長の千葉氏とともにこれからどうやって映像をやっていくかを考えた。そのとき、身近にあるものがケータイだった。音楽はこの20年でヘッドホンステレオの登場などによりパーソナル化し、聴き方も変わってきた。映像もパーソナル化する日がくると考えた」と構想を築いたエピソードを明かした。
番組は、豪華キャストを起用し、ドラマやトーク、ムービーブログなどを展開する。発表会にはBeeTVに出演する飯島直子、市原隼人、小西真奈美、木下優樹菜、香椎由宇ら19名が出席して華を添えた。
中でも、トーク番組「和田アキ子最強バトル!」を担当する和田アキ子氏は、「今のテレビはスポンサーなど規制が入り過ぎて、喋れる内容に限界がある。BeeTVはその限界を超えられると思う」とBeeTVに大きく期待を寄せるコメントを残した。
番組には、独自のマーケット調査に基づき、移動時間や待ち合わせの合間に最適な2〜3分程度の作品や、就寝前にベッドの中で楽しめる10分程度のものをラインアップするとしている。また、撮影や編集手法はバストアップの映像を多めにし、携帯電話向けに見やすくするという。
なお、BeeTVに対応する携帯電話は、NTTドコモの10Mバイトのiモーション対応機種(P903iX、F903iXは非対応の予定)。また、利用の際にはiモードのパケット定額サービスの契約が必要になる。NTTドコモ以外の携帯電話への対応は現在のところ未定としている。
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