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グーグルの「Gmail Labs」、49カ国語に対応

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2009年03月31日 14時49分
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 Googleの「Gmail」を43種類の機能でカスタマイズできる「Gmail Labs」が、英語以外の多くの言語をサポートした。

 Gmail担当エンジニアリングマネージャーであるPal Takacsi氏の米国時間3月30日付けのブログ投稿によると、Gmail Labsは現在、49カ国語で利用可能になっているという。Takacsi氏は、Gmail Labsの大半の機能は、「ヘブライ語、アラビア語、ウルドゥー語を除き」Gmailがサポートする全ての言語に翻訳されている、と述べている。

 Takacsi氏は、「Gmailユーザーの大半は米国以外の国の人々だ。よって、2008年にGmail Labsを立ち上げて以来、世界中の人々からこの実験的機能を彼らの現地語で利用可能にして欲しいとの要望があったのも不思議ではない。今日現在、Gmail Labsは世界各国で利用可能になる」と述べた。「Gmailの場合、大半の機能がサービス開始直後からほぼ全てのサポート言語で利用可能なのに、なぜGmail Labsはそうではなかったのか疑問に思うかもしれない。実は、Labsはそれ自身がちょっとした実験なのだ。Labsのアイデアは、Google従業員の20 percent time(社員に勤務時間の20%を自分の気に入ったプロジェクトに割くよう義務付けるGoogleの規則)から生まれたものだ。そのプロジェクトが本当にうまく行くのか、われわれも確信が持てなかった」(Takacsi氏)

 Googleは2007年にGmailを全面的に見直し、よりモジュールを取り入れた設計を導入した。Gmail Labsの誕生は、このGmailの見直しに拠るところが大きい。Gmail Labsでは、ユーザーのブラウザがGmailサービスを利用するたびに、そのJavaScriptアプリケーションのカスタマイズ版を作り出している。「われわれは、(より広範囲に拡大すれば)すべてがただこわれてしまうだけということもあり得ると考えていた」(Takacsi氏)

 Gmail Labsは、より広い意味でも興味深い実験だ。Google、Yahoo、Facebookなどのウェブサイトは、アップデート版をリリースしようとすると必ず抵抗に遭う。しかし、Gmail Labsは特定の新機能に興味のある人だけが、その機能を試せる仕組みだ。この仕組みでは、バケットテストを実施した時のようなハード(確かな)データは得られない(ただし、バケットテストではごくわずかなユーザーが無意識のうちに新たなサイトに移行させられる問題も生じる)。しかし一方では、Googleは比較的迅速に新機能に対応できるという利点もある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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