サービス開始から3日で20万人が利用--あの子のメールを分析する「ミャクアリ!?」 - (page 2)

 「入社後、毎日3本以上の企画を考え続け、半年間で200本近い企画を立案し続けてきました。モバイルヘビーユーザーである10〜20代前半にうける“恋愛系”企画としてスタートしたのがこのサービスです」。

 ミャクアリ!?は、自由な発想で開発するためにKLab社内に設立されたプロトタイピングラボの始めてのサービスとなる。斎藤氏は、社内の技術力を活用し、独自のミャクアリ・エンジンを開発。収益化は問わず、サービスインまで斎藤氏のイメージするものを優先するというスタンスで開発が進められた。

 「中高生の時、モバイルメールはコミュニケーションの中心にありました。『気になるあの子からのメール、けど、どんな気持なの?』という学生時代のワクワク感を大切にしたかった。プロトタイプが完成した時は、高校に出向き20名程度の被験者に評価してもらうなど、利用者目線で開発を進めました」。

 このようにコメントする斎藤氏は、「メール感覚の使い勝手と、恋愛系サービスのおもしろさが受け入れられたのでは」と利用者が急増した理由を分析する。

 Klabでは、ミャクアリ!?の利用者が開始3日間で20万人を突破したことを受けて、100種類以上の「ラッキー絵文字」の提供を開始。診断結果ごとにメール相手に最適な絵文字を1つ提供、これを使って「ミャクアリ度をアップしてほしい」という。

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