Lunascapeは3月18日、同社が提供するタブブラウザ「Lunascape」の最新版となる「Lunascape5.0」正式版を公開した。
最新版ではLunascape4正式版と比較し、JavaScriptの処理を約7倍に高速化。主要なブラウザの正式版と比べて、Sunspider JavaScript BenchMarkによるベンチマーク結果では「最速のJavaScript実行速度」(同社)を実現しているという。
また、Lunascape4ではレンダリングエンジンとしてTrident、Geckoを利用できたが、Lunascape5.0ではベータ版の時点からWebKitを搭載しており、3つのレンダリングエンジンを切り替えて利用できる。
さらに、Lunascape4正式版と比較し、起動速度でも約3.1倍の高速化を実現。Geckoエンジンについては、ベースバージョンを1.9.1b4preに更新し、独自のチューニング技術による速度の向上を図った。
そのほかWebkitのウェブクリエイター向け機能「Web Inspector」を日本語化して搭載。加えて低スペックマシンでのCPU負荷の改善やインポート機能の強化、メニュー項目の改善、前バージョンからの不具合修正などを行っている。
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