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Wikipediaなどのフリー百科事典、信用度がテレビを上回る--ヤフーバリューインサイト調査

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 Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイトは3月18日、情報メディアに対するユーザーの態度や新メディアの信用度、利用状況について調べた「情報メディアに関する調査」の調査結果を発表した。

 ヤフーバリューインサイトの調査専用パネル1000人を対象に、2008年12月18日から19日にかけて実施した。この調査は2005年から実施されており、今回が第4回となる。

 調査結果によると、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの従来4大メディアは、前年のレベルをおおむね維持したという。ウェブ系メディアでは、前回の調査で利用度、利用意向ともに高かった「検索エンジン」や、初登場ながら存在感を見せた「動画共有サービス」の利用度、信用度が今回の調査でも上昇傾向にあり、利用意向も依然高いことから、今後も伸びるとヤフーバリューインサイトでは予測している。

 今回新たにカテゴリが追加された、ウィキペディアに代表される「フリー百科事典」は、信用度が新聞、ラジオに次いで3位、利用度がテレビ、検索エンジン、ポータルサイト、新聞に次いで5位、利用意向は検索エンジンに次いで2位となり、利用度、信用度、利用意向が三拍子揃う結果となった。

 一方、「iGoogle、My Yahoo!」、はてなブックマークなどの「ソーシャルブックマークサービス」、Flickr、フォト蔵などの「画像/写真共有サービス」、Ustream.TVやJustin.TVなどの「ライブストリーミングサービス」といった新メディアはいずれも、信用度、利用度、利用意向ともにまだまだ低い状況だった。

各情報メディアの利用度、信用度、利用意向 各情報メディアの利用度、信用度、利用意向
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 mixiやGREEなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は、利用度、信用度とともにほとんど変化が見られず、利用意向も低下した。セカンドライフに代表される「3Dリアルタイム仮想世界」は、利用度が若干伸びたものの、利用意向は低下しており、普及に至る前に衰退の兆しが見られるという。

 ユーザー参加型のCGM系メディアの認知、利用、参加経験を見ると、フリー百科事典やYouTubeなどの動画共有サービスは、認知率が9割、利用経験率が7〜8割に達しており、情報発信に至るユーザーは少数派ではあるものの、インターネットユーザーにとっての一般的な情報メディアという地位を確立しつつあるとのこと。

 今回からカテゴリを追加したソーシャルブックマークサービスや画像/写真共有サービスは、認知率が7割強〜8割と高いものの、利用経験率は3割未満に留まり、閲覧を含めた利用者はまだ限定的であるようだ。

 SNSは、利用経験率が4割強と前年と変わらなかったが、「よく閲覧し、よく参加するユーザー」が1割強と他メディアよりも構成比が高く、一部のユーザーに高い頻度で利用されているようだ。ライブストリーミングサービスは、認知率が3割強、利用経験率も1割未満で、浸透度はまだ低いとの結果が出ている。

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