フォトロン(塚田眞人社長)は、高速度カメラの新モデル「FASTCAM SA5」を3月18日に発売すると発表した。価格は1029万円から。
フルフレーム1024×1024ピクセルで7000コマ/秒、メガピクセル1024×1000で7500コマ/秒、セグメント時で最高130万2000コマ/秒の撮影速度を実現し、流体解析、物性変化やバイオメカニズムなど最先端の研究開発分野での撮影要求にも十分応える性能を備えた最新の高速度カメラ。従来製品よりもフルフレームでの撮影速度や画質を向上したほか、使用頻度が高い解像度時において、それぞれ従来製品に比べ25−45%の高速化を図っている。
解像度とフレームレートを任意に組み合わせることが可能な「バリアブルフレームレート・解像度機能」を搭載。これにより、デフォルト以外の組み合わせパターンをユーザーが作成し、カメラに登録して使用することができる。解像度の設定は、光学中心のみでなく位置の変更も可能となる。
また、撮影速度や解像度といった性能面を追求するだけでなく、操作面の向上にもこだわり、ユーザーの使用環境に合わせて、すべての機能をPCから操作する方法と、PCを使わずにリモートコントローラー(別売)によって操作する方法の2つの操作方法を自由に選択できる。このほか、放送局などから要望の多いSDI出力に対応した。
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