KDDIおよび沖縄セルラー電話は、5月に発売を予定している同社初のスマートフォン「E30HT」の詳細について発表した。
E30HTは、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsのデータ通信が利用できるEV-DO Rev.A規格に対応したスマートフォン。OSには、Windows Mobile 6.1 Professional Editionを搭載する。カラーはソフィスティケイティッドブラックの1色。
主な機能として、本端末の紛失時にリモート操作でデータを消去する「スマートフォンリモートデータ削除サービス」、最大5台の無線LAN機器と接続し、無線ルータのように利用できる「WALKINGHOTSPOT」、名刺などの印刷文書をデジタルデータとして取り込む「scanR」などがある。
5月からは、法人向けインターネット接続サービス「au.NET」の月額料金を、同一名義で30回線以上利用する法人顧客に限り945円から315円に割り引く。また、国際データローミングサービス「グローバルパスポート CDMA」に対応し、スマートフォン専用のパケット通信料金として、1パケット当たり0.2円の料金体系を導入する。au携帯電話で、海外でのPC接続によるデータ通信が利用できるのは初めてという。
なお、E30HTの発売に合わせて、スマートフォン向けアプリケーションなどを紹介するポータルサイト「Business App NAVI」の提供も開始する予定だ。
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