アップル、「iTunes 8.1」をリリース--新型「iPod shuffle」に対応

文:Steven Musil(CNET News.com) 翻訳校正:編集部2009年03月13日 10時56分

 Appleは米国時間3月11日、音楽管理ソフトウェア「iTunes」のアップデートをリリースした。同日リリースされた第3世代「iPod shuffle」に対するサポートのほか、数多くの強化が加えられている。

 「iTunes 8.1」は、複数のセキュリティ修正をはじめ、ユーザーのライブラリ内で相性の良い楽曲を集めることのできる「Genius」に対する新しい機能と、「iTunes Plus」品質でのCDインポートの対応が追加されている。

 iTunes 8.1に対するそのほかの強化点は次のとおり。

  • 友人による「iTunes DJ」(これまではパーティーシャッフルと呼ばれていた)への楽曲のリクエストが可能。
  • MoviesやTV Shows向けのGeniusサイドバーが追加。
  • iTunes Plusの楽曲ダウンロード時のパフォーマンスを改善。
  • Parental Controlsを使い「iTunes U」と「iTunes Store」を個別に無効にすることが可能。

 このたびのアップデートは、Appleによる同日の新型iPod shuffleの発表に続くものである。単3電池よりも小さいこの新デバイスには、曲名やアーティスト名、プレイリスト名のほか、バッテリ寿命などのステータス情報を読み上げることのできる「VoiceOver」機能が追加された。Appleによると、同製品のバッテリ寿命は10時間だという。

 Appleはまた、iTunesのアップデートと併せて「Front Row」のアップデートもリリースした。このメディアアプリケーションを使うことで、ユーザーは一元的に音楽や映画、テレビ番組にアクセスすることができる。同社はこのアップデートに関する詳細を明らかにしていない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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