Dellは米国時間3月11日、一連のコスト削減策の一環として、ノースカロライナ州にある組み立て工場でレイオフを実施する予定であると発表した。
Dellはレイオフを実施しているものの、対象となる従業員の総数や、その勤務地について明らかにしていない。ただし同社は、レイオフの対象にノースカロライナ州ウィンストンセーラムにある製造工場の従業員が含まれているということは認めている。
今回のレイオフは、Dellが2008年から実施している一連の人員削減策の一環である。同社は2008年、コストを30億ドル削減するという目標を立て、工場の閉鎖や、サードパーティーへの製造のアウトソーシングを行っている。同社の最高財務責任者(CFO)であるBrian Gladden氏によると、同社の直近の決算発表には、2011年までにさらに10億ドルのコストを削減する計画が含まれているという。なお同氏は、これにより追加のレイオフが行われる予定があるということを否定していない。
ノースカロライナ州の工場についての今回のレイオフ報道に先立ち、Dellは1月初旬、アイルランドのリムリックにある工場において4月から1900人の人員削減を実施し、製造をポーランドにある同社の工場やサードパーティーの工場に移管すると発表していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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