Q2では、PCを立ち上げて最初にすることを尋ねてみた。その結果、「メールの確認」と回答したユーザーが圧倒的に多く83.3%。次いで2番目に「サイト閲覧(ブックマークから)」の11.0%が続く結果となり、大多数のユーザーはまずメールかサイト閲覧を行うことがわかった。
また、「検索」と回答したユーザーはわずか1.3%にとどまっており、検索のためだけにPCを立ち上げるというユーザーは案外少ない、もしくは簡単な調べものであればPCではなく携帯電話で行ってしまうというユーザーが多いのかもしれない。(今回は“PCによる”インターネットに限定して調査を行っている)
男女別では、男性に比べ女性はまず「メールを確認する」ユーザーが多く、逆に男性は「サイトを閲覧する」比率が高いことが伺える。その他にも、男性は「検索」、そして女性は「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やブログ」の利用率が高い結果となっている。どちらかというと、男性は検索や閲覧など能動的な行動をとり、女性はメールの確認やSNSやブログなど受動的な行動特性を持っているのかもしれない。(SNSやブログの“更新”については能動的な行動と考えられる)
また、年代別にみると「メールを確認する」ユーザーは年齢が高いほど多い傾向にあり、40代が最も高く92.5%、次いで50代が87.5%という結果となった。一方の若年層はというと、10代では「音楽や映像の再生」と回答したユーザーが5.8%、20代に関しては「SNSやブログ」が5.7%と、全体における割合こそ少ないものの他の年代に比べると非常に高い割合となっている。
ここ数年、PCの低価格化が進んできており、10万円も出せば高機能なPCが購入できたりする。また、ネットブックと言われる小型のPCが100円で購入することが出来たりもする(通信機器の契約などいくつかの条件はあるが)。この流れがいつまで、もしくはどこまで続くかはわからないが、PCの普及率は確実に高まっていき、PCは大衆化し、そして今以上に習慣化していくのではないだろうか。
本調査は、ボーダーズが保有するリサーチ会員に対して行った調査となっております。あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。
調査対象者:15歳〜59歳の男女
サンプル数:602
調査期間:2009年3月2日〜2009年3月3日
調査方法:インターネットリサーチ
調査機関:ボーダーズ
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。調査や有料サービスをご検討の方はお気軽にお問合わせください。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」