HDDに代わる新ストレージとして今、SSD(Solid State Drive)が注目されている。昨年、注目を集めた「ミニノートPC」にSSDが搭載されたことがきっかけだ。このSSDとはどういったストレージか、最新の売れ筋ランキングはどうなっているのか、「BCNランキング」で見ていこう。
●SSDは、速くて衝撃に強く、モバイルPC向けのストレージ
SSDはHDDと同じように、データを保存する記憶装置だ。といってもその構造がまったく異なるため、HDDに比べ、駆動音がせず、データ転送速度が速い、衝撃に強い、というメリットがある。デメリットは一般にHDDと比べて容量あたりの単価が高い点だ。
しかし、最近ではSSDの価格も下がってきている。売れ筋の32GBモデルの税別平均単価推移を見ると、08年9月は1万9211円と、2万円近かったが、11月には1万5094円となり、12月、09年1月には1万円を切った。2月は1万372円で、12−1月の3か月は1万円前後で横ばいに推移している。
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