ナレッジデータベースは3月2日、ブログやウェブサイトなどのコンテンツに「関連記事」を表示できるSaaS型のコンテンツマッチングエンジン「comatch」の提供を開始した。
comatchはニュースサイトやブログなどにある関連記事を自動表示するサービス。通常、関連記事の表示はサイト運営者が手動で過去記事を検索し、関連づける必要がある。しかし同サービスを利用すれば、自動的に関連記事を表示できる。
利用にはまず、サイト上で同社のIDサービスであるKnowledgeIDを取得し、「マッチングルール」と呼ぶ関連記事の表示ルールを作成する必要がある。ルールでは、関連記事を表示したいサイトのドメインと、関連記事として表示したいコンテンツが存在するドメインなどを設定する。
ルールを作成した後、関連記事として表示したいコンテンツを指定のタグで囲むことで、comatchのクローラーがデータを収集し、形態素解析により関連記事を分析する。そしてcomatch上で発行されるJavaScriptのコードを、希望する位置に貼り付ければ、自動的に関連記事の表示が始まる。表示する関連記事は、ユーザーがどの関連記事を積極的にクリックするかといった行動履歴を元にマッチング精度を自動補正するため、同社では「設置から時間がたつほど精度が上がる」としている。また、関連記事にはクラスが設定がされているため、スタイルシートを使ってデザインも変更可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来