テキスト読み上げ機能に関して、Amazonはオーディオブック市場を支配しようとしているとして非難を受けてきたが、Freed氏は、ほんの一部の本しかオーディオ形式では提供されないと指摘する。Freed氏はまた、この機能はブログや新聞などのコンテンツで使えるとも述べている。
「オーディオブックでは、訓練を受けたナレーターや場合によっては著者が(その本を読んで)おり、素晴らしい経験になる」(Freed氏)
Freed氏は、Kindleのコンテンツを増やすことは引き続き目標だとしている。Amazonは24万件の書籍を提供しており、The New York Timesのベストセラーリストをほぼ網羅しているが、Freed氏は、Amazonの長期的な目標は、絶版本も含めて、すべての書籍をKindleで提供することだと述べた。
新聞やブログも重要であるが、Freed氏は、一部の新聞社が配達をやめて購読者にKindleを配布するのが賢明だとする考え方に、賛成かどうかは語ろうとしなかった。
「新聞の経済モデルがどうなるかを考えるのは、ほかの人に任せておこう。新聞業界の顧客は、当社との協業に満足している。新聞社にとっては、新しい収入源だからだ」(Freed氏)
Freed氏は、なにかもっと大胆な試みに関心がある新聞社と、Amazonはもちろん喜んで話をしたいと述べる。「われわれはもちろん、どんな新聞社とも協力する用意がある」(Freed氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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