インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月25日、企業向けの統合メールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」に、IIJのゲートウェイサーバを通して送信されるメールに対して、送信ドメイン認証技術「DKIM(DomainKeys Identified Mail)」に基づいた電子署名を付加する機能を追加した。
DKIMは、送信ドメイン認証に利用される手法の1つで、送信側がメールに付加した電子署名を受信側で照合することで、メールの正当性を検証し判別する。
IIJセキュアMXサービスでは、同サービスのゲートウェイサーバを介して受信するメールに対し、DKIMに基づいた電子署名がされているかどうか確認し、その判定結果をスコアとしてヘッダに記載する機能を2008年7月から提供している。
今回の機能追加で、送信メールについてもDKIMに対応したことにより、第三者によるドメインの詐称を防止し、ユーザーのドメインから送信されるメールの信頼性を担保できるようになるという。
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