「携帯電話のメールアドレスを変更しました」というケータイメールを受け、登録内容を変更――そんな経験は携帯電話ユーザーなら時折あるはず。そこで20代から40代のネットユーザー433名に、携帯電話のメールアドレスに関する利用実態を調査、回答を集計した。
携帯電話キャリア変更時を含む携帯電話のメールアドレスの変更頻度を聞いたところ「メールアドレスを変えたことがない」が55.9%と過半数を占め、「2年以上変えない」も37.4%と、メールアドレスを頻繁に変えないという人が多数だった。
携帯電話のメールアドレスを変えたことがある人に、変更理由をすべて答えてもらうと、「迷惑メールが多いから」との回答が最も多く、53.4%。次いで「携帯電話のキャリアを変更したから」が33.0%、「使っているメールアドレスに飽きたから」が10.5%で続いた。
男女別に見ると「迷惑メールが多いから」で男性が57.6%で女性の48.9%を10ポイント近く上回ったが、「携帯電話のキャリアを変更したから」は女性が38.0%と男性の28.3%より多く、女性の方が積極的に携帯電話キャリアを変更していることがうかがえる結果に。
さらに、メールアドレスを変えたとき、どこまで連絡するかについても聞いてみると、「今後連絡を取りたい人だけを選んで連絡する」が42.9%でトップ、「よく連絡を取る人にだけ連絡をする」が35.6%で続いた。
年代別では「今後連絡を取りたい人だけを選んで連絡する」が20代(54.5%)でトップ。 30代では46.2%、40代では38.3%となっており、年代が若くなるにつれて高い割合を示した。
男女別に見ると、女性が「今後連絡を取りたい人だけを選んで連絡する(55.4%)」が男性と20ポイント以上の差をつけて1位。それに対して男性の1位は「よく連絡を取る人にだけ連絡する(43.4%)」。こちらも女性と15ポイント以上離れている。先を見据えて繋がりを作っておきたい人を積極的に選ぶ女性、一方、現時点での繋がりを重視する男性と、男女での明確な違いが表れた。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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