今や必需品となったPC。複数台持つのもめずらしくないが、自宅に普段利用していない“眠っているPC”がある人はどのくらいいるのか?意識調査を行い、20代から40代を中心とするネットユーザー男女458名の回答を集計した。
自宅に稼動できるPCは何台あるかとの問いには、「2台ある(26.9%)」とした人が最も多く、全体の76.4%が稼動できるPCを複数台所有していた。
一方、自宅に普段利用していない(電源を入れていない)PCがあるかを聞いたところ、「1台」あるとしたのが34.9%で、「2台(17.0%)」「3台(4.6%)」「4台(2.6%)」「5台以上(4.6%)」と、複数あるとの回答と合わせると63.8%が普段利用していないPCを所有していることがわかった。
所有率に性別で大きな差はなかったが、年代別に見ると20代57.4%、30代61.2%、40代70.1%と年代が上がるほど普段利用していないPCの所有率が高くなっていた。
使っていないPCを最後に起動したのは、「1年以上」前が42.8%で最も多く、特に40代では51.5%と半数を超えている。普段利用していないPC所有率が他の年代と比べて少なかった20代では、使っていないPCといっても62.9%が半年以内に起動したようだ。
また、使っていない理由については「他のPCを利用しているから」が全体の87.7%と性別・年代問わず圧倒的に高い。「自宅では利用しないから」は1.7%、「携帯電話で用が済むから」は0.7%と、いずれもわずかだった。
その他の意見として「古すぎて使えない」「故障して直していない」と、処分や修理の費用・手間を考えてそのままにしていると予想される回答や、「データバックアップ用」として、あえて保有している場合があった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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