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ベライゾン、4G携帯電話サービスを2010年に開始へ

文:Marguerite Reardon(CNET News.com) 翻訳校正:佐藤卓、長谷睦 2009年02月19日 10時31分
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 バルセロナ発--Verizon Communicationsの最高技術責任者(CTO)、Dick Lynch氏は現地時間2月18日、同社が間もなく構築を開始する第4世代(4G)携帯電話ネットワークの導入スケジュールについて、その詳細を明らかにした。同サービスは2010年の開始が予定されている。

 Verizonは2009年中に4Gサービスの試験運用を始め、2010年には米国内の少なくとも25〜30カ所の市場で商用サービスを立ち上げる予定だと、Lynch氏は当地で開催中のGSMA Mobile World Congress 2009での基調講演後、CNET Newsの取材に対して語った。

 Lynch氏はLong Term Evolution(LTE)ネットワークについて「われわれは、EV-DO導入時のサービス展開をモデルとして考えている。したがって、LTEサービスも、導入初年度でEV-DOとほぼ同じ規模に達すると見込んでいる。つまり約25〜30カ所の市場ということだ。これは妥当な予測だろう」と語った。

 Verizonはその後も4Gネットワークの構築に取り組み、2015年までには米国本土とハワイ州をこの新ネットワークでカバーするとしている。

 Verizonの4Gネットワークは、同社が2008年に連邦通信委員会(FCC)のオークションで獲得した700MHzの無線周波数帯を利用する。同社は2007年の時点で、LTE技術を活用して次世代の携帯電話ネットワークを構築する計画を発表していた。

 ほかにも世界中で複数のGSM事業者がLTEの利用計画を発表していることから、Verizonの4Gサービスの利用者は、ゆくゆくは全世界でローミングが可能になるだろう。

 Verizonはすでに、ミネソタ州のミネアポリス、オハイオ州のコロンバス、ニュージャージー州北部など、米国の複数のエリアでこのサービスの試験を実施している。また、Vodafone(同社はVerizon Communicationsとともに、Verizon Wirelessに出資している)およびChina Mobileと共同で、ハンガリーのブダペスト、ドイツのデュッセルドルフ、スペインのマドリードなど、米国外の地域で試験導入の準備を進めているとLynch氏は明かした。

 この4Gネットワークで使用される無線周波数帯が完全に利用可能になるのは、米国のすべての放送事業者がデジタルテレビ放送への移行を終える2009年6月だ。米連邦議会は最近になって移行期限を米国時間2月17日から6月に延期している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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