NokiaがOvi Store を発表する以前に、AppleはiPhoneや「iPod touch」向けアプリを提供している「App Store」で大成功を収めている。他のスマートフォンメーカーも時流に乗り、次々とアプリケーションストアを開設している。例えば、Googleは「Android」を搭載する携帯端末向けにアプリケーションストアを開設し、Research In Motion(RIM)も「BlackBerry」端末向けアプリストアの開設を計画中だ。また、Windows MobileオペレーティングシステムのメーカーであるMicrosoftも今週開催されているMWCで独自のアプリケーションストアを発表すると見られている。
しかし、Nokiaのサービス&ソフトウェア担当エグゼクティブバイスプレジデントNiklas Savander氏は16日の記者会見で、Ovi Storeは他のアプリストアとは異なると語った。
Savander氏は、「(Ovi Storeは)単にアプリケーションを見つける場所ではない」とし、さらに次のように続けた。「これはスマートストアだ。しかし、スマートフォンのためだけのストアではない。Ovi Storeは、ユーザーが気に入りそうなアプリを提案する。またソーシャルロケーションダイナミクスを追加し、ユーザーに関連のあるアプリを提示する。また、ユーザーの友人が何を購入したかも表示する。さらに、ユーザーの所在地に応じて在庫を変える」
またOvi Storeが他のストアと異なる点として、Ovi Storeのサービスはスマートフォン向けアプリの提供に限定されない。最終的には、全てのNokia製端末から同ストアで何らかのアプリケーションが入手可能になる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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