総務省は2月16日、2007年度の国内における通信トラフィックの利用状況を公表した。
同調査は「電気通信事業報告規則」に基づき、総務省が毎年実施しているもの。加入電話、ISDN、IP電話、携帯電話・PHSの利用状況を、通信事業者の報告のもと集計・分析されている。
調査の結果、2007年度の総通信回数は1171億1000万回、総通信時間は42億4000万時間で、対前年度比でそれぞれ2.1%、2.3%の減少となった。
また、通信回数の発信種類別の内訳では、固定系が46.7%(前年度比8.4%減)、携帯電話が45.6%(同1.4%増)、PHSが1.6%(同3.7%減)、IP電話発信が6.2%(同25.7%増)。通信時間では、固定系が43.3%(同11%減)、携帯電話が44.8%(同4.5%増)、PHSが3.6%(同1.5%増)IP電話発信が8.3%(同17.8%増)となり、通信回数同様、固定系が占める割合が低下し、移動系およびIP電話が占める割合が増加した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス