日本サムスンは2月13日、手軽にデュアルディスプレイ環境が構築できるUSB接続の液晶ディスプレイ 4機種を、2月下旬より順次発売を開始すると発表した。
今回発売される液晶ディスプレイは「SyncMaster 2243QW(2243QW)」「SyncMaster U70(U70)」「SyncMaster LD190G(LD190G)」「SyncMaster LD220G(LD220G)」の4機種だ。
2243QWは、デジタルとアナログの2系統に加えてUSB端子を搭載した22型ワイドモデル。これにより、1枚のグラフィックカードで容易にデュアルディスプレイ環境が構築できるほか、複数台の連携でマルチスクリーンへと拡張も可能。また、USB接続のキーボードやマウス、ウェブカメラなど周辺機器の接続ポートとしても利用できる。
最大解像度は1680×1050ドットで、ダイナミックコントラスト比が2万対1の高性能パネル、幅が約15mmのスリムベゼルを採用した省スペース設計、HDCP対応のDVI-D端子、自在なポジショニングが可能なピボット機能なども特徴だ。
U70は、ACアダプタがいらないUSBバスパワー駆動の7型ワイドモデル。デジタルやアナログ出力のないノートPCでも、簡単にデュアルディスプレイ環境が構築できる。最大解像度は800×480ドットで、消費電力は最大5W以下。スタンド部にボールヒンジ機構を採用した、設置自由度の高いスマート設計もポイントだ。
LD190Gは最大解像度1360×768ドットの18.5型ワイドパネル、LD220Gは1920×1080ドットの21.5型ワイドパネルを採用したモデルだ。いずれもPC入力としてアナログとUSB端子接続が可能で、キーボードやマウスを接続できるUSBハブ機能、専用ソフトウェアにより毎回設定を行う手間が省ける「かんたん設定」機能を備えている。
コントラスト比は1000対1(ダイナミックコントラスト比はLD190Gが2万対1、LD220Gが3万対1)で、応答速度は5ms。輝度はLD190Gが250カンデラ、LD220Gが300カンデラだ。
市場想定価格は2243QWが2万9800円、U70が1万2800円、LD190Gが1万9800円、LD220Gが2万4800円。発売日についてはLD220Gのみ3月中旬、その他の機種は2月下旬を予定している。
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