スペースを貸し出す側は、短期提供できるものならば個室はもちろん、店舗などの軒先や駐車場など持てあましているデッドスペースなどを幅広く登録できる。貸し出す側はスペース利用料を自由に設定でき、そのうち30パーセントを手数料として軒先.comに支払う仕組みだ。現在、個人や中小企業以外にも、全国展開している量販店や書店などからも引き合いがあるという。
「余剰スペースは街中に溢れている」と話す西浦氏は、空きエリアなどを持て余す側と利用したい側とをマッチングし新たな需要を喚起する考えだ。今後は、モバイル版を提供するほか、2009年中には常時100スペースを利用できる状態にしていく予定。
軒先.comは2008年4月に「軒先.comのれん街」としてサービスを開始した。1月20日から22日まで中小基盤整備機構が開催したベンチャーフェアJapan2009では、優れたベンチャー企業を表彰する「ベスト オブ イケベン」の最優秀賞を受賞している。
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