不況、円高、ガソリン価格の下落など、さまざまな環境変化が旅行の傾向にも影響をおよぼすことが予測される2009年。実際のところ人々はどんな旅行を求めているのだろうか?20代から50代を中心とするネットユーザーを対象に旅行に関する意識調査を実施。709名の回答を集計した。
2009年に行きたい旅行の場所を複数回答形式で調査したところ、「温泉・スパ」が54.2%で1番人気だった。以下、2位「海(41.6%)」3位「観光地(32.9%)」と続き、この上位3位は年代、性別を問わず人気が高かった。その他の回答では「海外(28.1%)」「名勝地(23.1%)」が2割を超えた。「海外」は高い年代ほど人気があり、50代では33.3%が行きたいと回答していた。
誰と旅行に行きたいかでは、「母」「父」「兄弟・姉妹」「祖父母」以外の「その他家族」が28.9%でトップ。これらを含めた『家族』は合わせると35.4%となり、2位の「恋人(23.6%)」を11.8ポイント上回った。性別で見ると、男女ともトップは「その他家族」だが、「恋人」は男性が28.5%で2位だったのに対し、女性は17.6%と10.9ポイントも低い数値となった。
女性にとって一緒に旅行に行きたい人2位は「友人(26.6%)」で、恋人は3位という結果だった。年代別では、最も『家族』と旅行に行きたいと回答したのは40代(48.2%)で、1番低い数値だった20代(18.6%)と29.6ポイントの差があった。20代は『家族』よりも「恋人(38.4%)」と一緒か「ひとり(20.9%)」で旅行に行きたいようだ。
また、旅行に行きたい季節は「春」が40.9%で、2位の秋(28.5%)に12.4ポイントの差をつけて1位となった。以下、「夏(21.6%)」「冬(9.0%)」と続き、性別、年代別でも違いは見られなかった。温かくなり草花が芽吹く春、食べ物が美味しくなり景色もキレイな秋、これらの季節になると旅行に行きたくなる人が増えるようだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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