楽天は1月21日、PHS事業への参入を検討しているとの報道を受け、コメントを発表した。同社の連結子会社であるフュージョン・コミュニケーションズがウィルコムと組んでモバイルIP電話サービスを提供することを検討しているという。
フュージョンは現在IP電話サービスを提供しており、これにウィルコムの無線サービスを組み合わせることで実現したい考えだ。ただし現在は両社で検討している段階で、正式合意したものではないとのこと。
両社は既存設備を使ってサービスを提供する考えで、「新たなネットワークの設備投資は極めて少額で、携帯端末の開発費用なども発生せず、このサービスに参入した場合の楽天グループにおける費用増は軽微となる見通し」(楽天)としている。
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