先日、過去最大規模と言われる「住宅ローン減税」案が与党から出された。住宅購入への影響はあるのか?住まいのコダワリポイントとあわせ、20代から40代を中心とするネットユーザー男女416名に調査した。
回答者の居住形態は、「持家:一軒家(41.3%)」「持家:マンション(14.4%)」「賃貸:一軒家(5.5%)」「賃貸:マンション・アパート(36.5%)」「その他(2.2%)」となっている。
持家の人に現在、自宅のリフォームを考えているかを聞いたところ、「リフォームを考えている」としたのは4.3%だったが、「リフォームしたいと思っている」が29.7%で、合わせると34.1%が「リフォーム検討・希望者」だった。
リフォーム検討・希望者に、リフォームする際、自分なりのコダワリを取り入れたいのはどこか複数回答形式で聞いたところ、「キッチン」53.2%、「バス」46.8%、「収納」44.3%がトップ3となっており、以下「トイレ」「間取り」「インターネット環境」が20%台で続き、「換気・空調」や「給水・給湯」「化粧洗面台」などの水周りが20%弱。また、「防犯機器」も 17.7%で並んだ。
持家以外の人に、住宅の購入を考えているかを聞くと、「近いうちに購入する」と具体的なのは4.3%だが、「住宅ローンが減税されたら考えるかも」が10.3%で、合わせると14.7%が「持家検討・希望者」。住宅ローン減税を購入の検討条件とする人が1割いるとの結果が出た。
持家検討・希望者に、住宅購入の際、自分なりのコダワリを取り入れたいのはどこか複数回答形式で聞いたところ、「間取」が81.5%と突出し、以下、「キッチン」51.9%、「収納」48.1%、「インターネット環境」40.7%といった順。いずれの項目も持家のリフォーム希望箇所よりも高い割合となっており、住まいへの思い入れがうかがえる結果となった。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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