◆WindowsユーザーがMacを使うときの壁
さて、そんなこんなで、MacBookの初期設定を済ませて、実際に使用してみるわけですが、今回はMacOSをWindows派の自分がスムーズに使えるかというのが最大の関心事でした。
結論から言えば、今のところ問題なく使えています。WindowsのExplorerにあたるのがFinderであるということがざっくり理解できれば、あとはもう慣れの問題です。以下に私の感じたWindowsとの大きな違いをいくつかまとめてみました。
<電源関連>
- 「休止状態」はなく「電源を切る」か「サスペンド」のみ。
- OSが安定しているため「サスペンド」の使用が中心。
<マウス関連>
- カーソルの動きに加速度がありWindowsと操作性がかなり違う(マウスを速く動かすと画面上のカーソルがより遠くへ動く設定するソフトを導入すれば改善可能)
- マウスカーソルの移動速度が最大速度設定でもかなり遅い(ターミナルから設定値を変更することで対応可能)
- トラックパッドのボタンが1つ(2008 lateモデルはパッドに「右クリック」を設定でき便利)
<キーボード関連>
- 「delete」キーがWindowsの「Backspace」キーと同じ操作
- ショートカットが「control」ではなく「command」キー併用
- 日本語の入力は「英数」「かな」キーを押すだけで切り替わる
- 日本語入力の時、小文字が「L」でなく「X」キーとの併用(ことえりの設定で変更が可能。日本語入力はATOKを入れることでWindowsとほぼ同じ操作感にまで変更できます。変換も含めて気になる方はATOKを入れると楽かも)
<アプリ関連>
- アプリケーションフォルダにコピーするだけでインストール可能(Windowsのexeファイルコピーと同じようなアプリの場合)
- インストールは「再起動」ボタンを先に押してから行うこともある(Windowsでは必要ならインストール後「再起動」ボタンを押す)
- ディスクイメージを開くと仮想ディスクドライブとして自動的に「マウント」される(当然マウントが外れると中のファイルやアプリは読み込めない)
- ウィンドウ左上の赤(X)ボタンを押してもアプリは終了しない。(メニューからアプリケーションの終了を選択する必要あり)
- 起動中のアプリはドックにアイコンが表示され、「明かり」が灯る。
<その他>
- SDカードやメモステなど外部メモリの内蔵スロットがない(USB接続のアダプターなどが別途必要)
- MacBook側の電源接続端子が強力なマグネットになっている(磁気カードを持っている方はMacBook格納時に注意)
- EdyやSuicaなどフェリカ系電子マネーのチャージが行えない(Sony製のフェリカリーダーであるパソリはMac非対応)
VAIO-FZと比較、Macbookが一回り小さい(※画像をクリックすると拡大します)
液晶裏はどちらも魅せる作り、手前はワイヤレスマウス(※画像をクリックすると拡大します)