慈善運動は、最近大きな打撃を受けている。しかし、Microsoftの名付け親かつ創始者とその妻が設立したBill and Melinda Gates Foundationは米国時間12月18日、約1400万ドルの寄付を発表した。そのうち約半分の690万ドル相当は、ブロードバンドの接続性を促進する米国の2団体に、残りの700万ドルは何百万人もの開発途上国の人々を脅かす寄生虫病との戦いに寄付された。
ブロードバンドへの約690万ドルは、支持団体であるConnected Nationおよび米国図書館協会(ALA)のOffice for Information Technology Policy(OITP)に対して寄付された。金額の多くはConnected Nationに寄付されるが、この寄付の目的は、アーカンソー州、カリフォルニア州、カンザス州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州、テキサス州、バージニア州の公立図書館におけるブロードバンドアクセスの改善を促進するためである。このゴールは少なくとも1.5Mbpsのブロードバンドインターネットをこれらの州すべての公立図書館にもたらすことである。
この寄付には景気後退という背景がある。「米国の経済危機が深まるにつれ、公立図書館への訪問者数は米国内全体で伸びている」と、Gates Foundationは声明で述べる。「米国内各州の多くの図書館はオンラインサービスの高い需要を報告している。とくに求職者、学生、そしてインターネットのアクセスをどこにも持たない人々からの需要である」と声明は続ける。
Gates Foundationが18日に発表した、もう一方の700万ドルの寄付は、異なる目的に使われる。この寄付は、Infectious Disease Research Institute(IDRI)という団体に送られ、内臓リーシュマニア症を引き起こす、ドノバンリーシュマニアと呼ばれる寄生虫に感染したアフリカの人々の診察と治療に使用される。
内臓リーシュマニア症は年間約50万人が感染し、そのうち10%の人々が命を落とす。シアトルに本拠を置くIDRIはこの病気のワクチン開発に取り組んでいる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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