Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同で、インターネットの利用に対してアクティブに活動するシニア層の実態を探った。「アクティブシニア層のインターネット利用動向--もっとも接触するメディアは『テレビ』と『ネット』」で、アクティブなシニア層の90%以上はインターネットが生活に浸透していたり、携帯電話の通話やメールを通話手段にしていることが分かった。
※ここで表している「アクティブシニア層」は「アクティブシニア層のインターネット利用動向--もっとも接触するメディアは『テレビ』と『ネット』」のQ1・Q2の結果を元にして、下記1もしくは2のように定義付けた。
1.インターネットを3年以上利用しているユーザー
2.ほぼ毎日インターネットを利用しているユーザー
今回の調査では、それらアクティブシニア層に対して、商品別に購入しているメディアや、購入前の実店舗への情報収集状況を以前10代から40代に対して行った「消費行動に関する調査--ネットユーザーに拡がるクロスメディア消費の正体とは?」と比較し、年代によって消費行動に違いがあるのかを探った。
今回の調査対象は、50歳から69歳までの男女500人。男女年代別の均等割付の結果、男性250人、女性250人、50代前半:29.8%、50代後半:20.2%、60代前半:32.8%、60代後半:17.2%のサンプリングとなった。
過去1年以内に購入した商品をジャンル別に尋ねたところ、「食料品」が89.2%と最も多く、次いで「衣料品」が77.8%、「家電製品」が74.0%と続き、以前調査した10代から40代の消費行動傾向とそれ程変わらない結果になった。
Q1-1を男女別で見ると、男性では「食料品」が82.8%と最も多く、次いで「家電製品」が76.0%、「食料品」が64.0%と続いた。女性では「食料品」が95.6%で最も多く、次いで「衣料品」が91.6%、「化粧品」が87.6%と続いた。全体的に女性の方が商品を購入する割合は高く、その傾向は「家電製品」や「金融商品」でも同様であると考えられる。
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