DTT、テクノロジー企業成長率ランキング第7回「アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表 - (page 2)

 トップは、携帯電話やPDA向けのドライバICの開発、販売を手がける台湾企業のILI Technologyで、売上高成長率9万3758%とアジア太平洋地域のランキング史上、最高の記録となった。

 2008度の500社全体の平均成長率は、過去最高となる707%で、昨年比167%の増。上位5社の平均成長率も、前年の倍以上となる3万38%という結果であった。

 国別のランクイン数を見ると、台湾が最多となる112社。業種別では、ソフトウェア分野から139社、半導体分野から127社、ネットワーキング・コミュニケーション分野から85社がランクインした。

 また、上位10社のうち、6社を中国企業が占め、2008度の高成長率を牽引。中国経済は、輸出主導の沿岸部の製造メーカーに成長鈍化が見られるものの、内需の高成長が続き、インターネットやモバイルをベースとした国内向けサービスや、太陽電池等の省エネルギーや環境対応技術といった成長分野が受賞している。

 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500の上位10社は、以下のとおり。

デロイトアジア太平洋地域テクノロジー Fast500の上位10社
順位企業名所在地成長率
1位ILI Technology Corp.台湾93758%
2位Jetion Holdings Limited中国34706%
3位Beijing 100e Science & Technology Co., Ltd.中国8429%
4位Beijing LETV Mobile Media & Technology Co., Ltd.中国8331%
5位T3 Entertainment Co., Ltd.韓国4966%
6位Modern Cell & Tissue Technologies Inc.韓国4917%
7位ReneSola Ltd.中国4793%
8位Shenzhen Launch Digital Technology Co., Ltd.中国3680%
9位AirMedia Group Inc.中国3130%
10位CHIPSIP Technology Co., Ltd.台湾2868%

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