現在、大手の求人サイトに掲載される求人の多くは主要都市をターゲットとしており、地方では有効求人数に対して求人情報の掲載数が低い状況だという。
そのため同社ではまず、地方を中心にサービスを展開していく。まずは今後、クローラーを強化し、検索機能を強化していく予定。その後広告や企業向けに求職者の送客や掲載される企業情報の編集機能を有償提供することで収益化する。
フォリフ代表取締役社長の熊谷祐二氏は、転職inによって「企業が自社サイトに公開した求人情報を検索できるようにすることで、(求人サイトに掲載料を支払って掲載するといったアクションを起こさないで)受動的な採用活動が可能になる」と語る。
同社は2007年4月の設立。大学生時代にドリコムでエンジニアのアルバイトをしていた熊谷氏と友人2名で起業し、自然言語処理技術を利用した対話エージェントの提供などを行ってきた。
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