2008年10月、11月に行った年賀状に関する意識調査の第3弾。今回はネットユーザーの年賀状ソフト利用状況について意識調査を行い、20代、30代の男女609名の回答を集計した。
年賀状作成ソフトを使ったことがあるとの回答は全体の60.3%、367名で、使用したことのある(複数使用経験がある場合は最も多く利用したソフト)年賀状作成ソフトを質問すると、『筆まめ(36.0%)』、『筆王(22.9%)』、『筆ぐるめ(15.0%)』、『宛名職人(8.7%)』、『楽々はがき(2.7%)』との回答があった。
利用ソフトを選んだ理由は、全体では「最初から入っていた(32.2%)」、「使いやすさ(24.0%)」、「価格(20.4%)」といった順だった。
ソフト別に選択理由を見ると、最も利用者の多かった『筆まめ』は「使いやすさ」が31.1%でトップ。また、「売れ筋上位だから」が18.2%で他のソフトと比較して高いのも特徴的だった。
『筆王』は「最初から入っていた」が49.2%、「価格」が19.0%、『筆ぐるめ』は「最初から入っていた」が70.9%と他のソフトと比べ突出して高く、『楽々はがき』利用者は「価格」で選択した人が50.0%と最も多かった。
利用ソフトの満足度を5段階評価で聞いたところ、「満足」または「どちらかといえば満足」との回答が1番多かったのは『楽々はがき』の70.0%で、『筆まめ(68.2%)』が、わずかな差で2位となった。また、いずれのソフトも半数以上が満足と回答し、「不満」の声は少なかった。
一方、年賀状作成ソフトを利用したことがない人に使ってみたいと思うかを聞いたところ、「使ってみたい」10.7%、「使ってみたいが難しそう」16.9%、あわせて27.7%に利用意欲が見られた。特に女性(31.6%)と20代(32.1%)の関心が高いようだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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