イヤホン購入時、音質重視が4割強

アイシェア rTYPE リサーチ2008年12月02日 12時34分

 街中で音楽を楽しむ際の必需品とも言える「イヤホン」。購入時のコダワリや使わない時の保管方法などについて、20代から40代を中心とするネットユーザー男女への意識調査を実施した。

 有効回答を得た400名中、携帯音楽プレイヤーを所持しているのは292名。種類は「デジタルオーディオプレイヤー(iPod)など」が最も多く49.5%、次いで「携帯電話」が15.5%。「MDプレイヤー」が3.3%、「CDプレイヤー」が2.5%。

 携帯音楽プレイヤーの利用者を対象とした「1日にどのくらい音楽を聞いているか」の質問では、「30分未満」の回答が最も多く49.7%。「30分〜1時間未満」が25.0%となり、合わせると7割半の人が、1日あたりの利用時間を「1時間未満」とした。

 「イヤホンを購入する時、何を重視するか」について複数回答形式で聞いたところ、トップは43.3%で「音質」だった。「値段」はわずか11ポイント差で2位となった。以下「装着方法」と「デザイン」が同率3位で30.3%、4位「線の長さ」17.5%、5位「メーカー」で14.0%、6位「ノイズキャンセル機能」10.0%と続き、その他「クチコミ」「巻き取り機能」などは1割に満たなかった。

 性別・年代別では、女性以外のすべてで「音質」がトップ。特に男性(52.0%)と20代(66.0%)が重視する傾向で、コダワリの高さが伺える。ちなみに女性が最も重視しているのは「値段(40.5%)」で、「音質(32.0%)」は「デザイン(33.1%)」に次ぐ3番目だった。

 ところで、音楽を聞かない時にイヤホンを本体に巻きつけている人をよく見かけるが、今回の調査でも4人に1人の25.0%が「巻きつけている」と回答。利用時間からすると、1日の大半は巻きつけた状態になっている人も多いようだ。

 携帯音楽プレイヤーの利用者に「携帯音楽プレイヤーに入っている音楽を、家や車などでスピーカーに接続して聞きたいと思うか」を質問したところ、27.7%が「聞いている」、38.7%が「聞きたいと思う」と回答した。メディアのコンパクト化や容量の増加によってデータの持ち運びも容易となり、1つのデータをさまざまな環境で共有させたいと考える人も多くいるようだ。

 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。

イヤホンを購入する時、何を重視するか。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]