モバイルコンテンツ市場の更なる拡大のために、ドコモが注目しているのがモバイルと異業種との連携だ。例えば通信販売のニッセンと「顔ちぇき!」を運営するジェイマジックは、ユーザーの顔写真を送るとそのイメージに合った香水を教えるというキャンペーンを共同で展開した。その結果、2週間で80万アクセスがあり、販売数はキャンペーン前の3.4倍にまで伸びた。原田氏は「遊び心のあるキャンペーンが、購入のきっかけを与えた」と評価した。
ドコモは2008年冬モデルから、「iコンシェル」という機能を新たに搭載した。これはユーザーの予定表に映画の予定やレンタルDVDの返却日、好きなアーティストのライブ情報などを自動登録したり、ユーザーが住む地域の天気や鉄道の運行情報などを知らせたりするもの。
「リアルビジネスが、デジタルサービスをうまく使うことで双方が売り上げを伸ばし、市場を拡大していけるのではないか」と話し、携帯電話の利用シーンを広げることでさらなる市場拡大を図る考えを示した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ