[レビュー]SOHOでも家庭でも役立つ大型タッチパネル搭載の複合機--「マルチフォトカラリオ EP-901F」 - (page 3)

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エプソン
内容:プリンタ、スキャナ、コピー、ダイレクトプリントの4つの機能を持つ複合機は、いまやSOHOや家庭に欠かせないアイテムだ。エプソンから今年発売されたカラリオの複合機は、これまでとはまったく違う、AV機器に近いデザインの高機能複合機にしあがっている。SOHOでの使用と家庭での使用シーンを想定し、各機能を検証してみたい。

写真関係の機能が充実。EP-901F単体でほとんどの機能が活用できる

  • ケータイから赤外線通信で画像を転送してプリントした例。フチあり、フチなしも選べる

 次に、EP-901Fをリビングなどに置いて家族で使う場合で見てみたい。この場合、いちばん困るのは、使うのが誰かによって使いたい機能がまったく違ってくることだ。また、それぞれのスキルも同じではない。パソコンからばりばり使いこなせるお父さんと、ケータイの画像をプリントしたいだけの小学生のお子さんがいる例もあるだろう。

 パソコンが苦手な家族におすすめしたいのが、無理にパソコンから使おうとしないこと。EP-901Fの場合、パソコンなしで簡潔する便利な機能がとても多いからだ。たとえば、メモリカードスロットにデジカメで撮影した記録メディアを差し込むだけで、画像の加工からバックアップまでさまざまなことができ、ぬりえ印刷やノート罫線のプリントなど、遊べる機能から実用的なものまで、なにができるか把握しておくだけで、日常生活でいざというときにとても役立つ。とくに、赤外線を使ったケータイ画像のプリントなどは、とくにおすすめ。DPEショップや量販店でプリントを待たなくても、自宅でいつでもプリントできて便利だ。

 昨年CMで紹介されて話題になった、写真を小顔や美白にしてプリントする「ナチュラルフェイス」ももちろん使えるし、オートフォトファインで逆光を補正したり、CDレーベルの印刷やケース用のサムネイル印刷も簡単だ。

  • 記録メディア内のデータをパソコンを介さずに直接保存できる機能を搭載

  • 便利な機能のひとつ、「ノート罫線」。3種類が登録されている

  • ケータイでメモ代わりに写真を撮ることも多いが、ときどきこうしてプリントしておくと、かなり楽しい。家族で使える便利な機能だ。レイアウトも自由なので、画像サイズが小さいときは、L判なら2面など小さめにプリントするほうがキレイに見える

  • 「ナチュラルフェイス印刷」(左)、「オートフォトファイン!EX」(中央)と、補正なし(右)でのプリント例。「オートフォトファイン!EX」での適度な補正も見事だが、「ナチュラルフェイス印刷」では顔を自動検出してさらに明るく調整している

  • 写真の印刷方法も豊富。見やすい操作パネルに表示させて選んだり、すべてを一気にプリントしたりとメニューから選んでいくだけだ

  • 記録メディアの中身をサムネイルでプリントして、マークシートで指定したものだけをプリントする「オーダーシート」を使った印刷

 また、使ってみて驚いたのが、デジカメ画像のバックアップ機能。記録メディアをEP-901F本体に差し込み、USB接続でCD-RドライブやDVD-Rドライブを接続。メニューから[データ保存]→[メモリカードのデータをバックアップ]を選ぶだけで、しっかりデータが保存できるという機能だ。パソコンなしで画像のバックアップからL判ふちなし印刷、CDレーベル作りまで行える

  • 旅行写真も、レーベルに中身を印刷しておけば間違わない。これは4面付けした例だが、1枚を大きく使ったり、9面に分割することもできる

  • CDレーベルへの印刷もごく手軽にできるので、パソコンでソフトを使っていたころよりも、より活用しやすい

  • USBメモリや接続したドライブへ直接バックアップがとれる

年賀状作りもデジカメ画像と手書き文字で簡単に

 ここ数年ですっかり定番化した「手書き合成シート」の機能も、もちろん搭載している。パソコンのスキルが高いユーザーの場合、この手書き合成シートには縁がないと思っているかもしれないが、実際に使ってみるととても便利でよくできていると感心してしまう。パソコンが苦手な人にはもちろんイチオシだが、得意な人にもぜひ一度試してみてほしい機能だ。手書き文字があるだけで、雰囲気がかなり変わって楽しい。

 複合機とはいえ、普段の写真プリントや顔写真入りの年賀はがきの作成には十分すぎるほどのクオリティ。1.5ピコリットルの微細なインクと、インクのドットサイズを制御してなめらかな階調表現を行う「Advanced-MSDT(アドバンスド マルチ・サイズ・ドット・テクノロジー)」でプリンタ専用の機種と遜色ない結果が得られる。

  • はがきももちろん上トレイにセットできる

  • 実際にやってみると便利さに驚く「手書き合成シート」を使った年賀状作り。簡単に雰囲気ある年賀状を作ることができる

  • 上半分、楕円などレイアウトの種類は豊富。エプソンダイレクトショップでは、15周年を記念して1枚あたり45円で買える、お得な年賀はがきも発売されている

テレビとつなげて楽しめる“テレプリパ”やプレイステーション 3にも対応

  • AV機機のようなデザインなので、リビングで使っても調和する

 EP-901Fならではの楽しみ方として、「テレプリパ」機能と「プレイステーション 3」との接続機能もある。テレプリパは、デジタル放送のデータ放送を利用して、対応の番組から情報を得られるサービス。対応の液晶テレビとつなげることで、プリンタのメモリカードスロットにデジカメの画像が入った記録メディアを挿し、デジカメ画像を液晶テレビの大画面で観賞するという使い方もある。そのままプリントまで指定できる機種もある。

 家族旅行やパーティの画像など、みんなでわいわい画像を見ながらプリントすると予想以上に楽しい。実際に仲間が集まったときにやってみたが、普段パソコンの画面に向かってストイックに画像のセレクションをしているのとは違う、おもしろい感覚が得られてとても楽しく、これからこのパターンがくせになりそうだ。

 プレイステーション 3との連携は、プレイステーション 3に取り込んだ画像を、テレビで見ながらEP-901Fでプリントできるという機能。プレイステーション 2の対応のソフトでは、ゲームのお気に入りの画面をプリントできるという機能もある。有線や無線LANでつなげるだけで簡単に行えるので、両方持っている方にはおすすめだ。

 SOHOでビジネスに使う場合も、リビングに置いて家族で使う場合も、どちらにもなじんで使えるEP-901Fは、プリントがらみのさまざまな作業を一手に引き受けてくれるさながらマルチメディア端末のようだ。同時に発売されたカラリオの複合機には、FAX機能を省いたEP-901Aや、ADF機能を省いたさらにスリムなEP-801Aもラインナップしている。プリンタの購入や買い替えなら、身近にこんなマルチメディア端末を置いてみるのもおすすめだ。

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